2004年07月23日

FOMAユーザーに捧ぐFF攻略エントリ

芸能人ブログでは屈指の面白さを誇る真鍋かをりのサイト

芸能人の主催するブログっつーのはコンテンツプロバイダの広告塔であり、
「主催者が芸能人」ってこと以外特にウリのないものがほとんどなのですが、
厨房時代の頭が緩い日記を披露したり、
ノートパソコンのケーブルに絞め殺されそうになったりと、
真鍋かをりのヤツだけはドジッ子日記としてフツーに楽しく読めるのでブックマークしています。

というわけで、そのうち
「アンミラでバイトしてた頃の話なんですけどぉ、
 アタシってば店内でスッ転んじゃってぇ、
 パンチパーマのおじ様にアツアツのミルクティーブッかけちゃったの(;^^)
 そしたら事務所に連れてかれて、輪姦された挙げ句風呂に沈められちゃったぁ。てへ♪
 イヤーン、かをりってばドジぃ〜(T T)」

とか書き始めそうでおっかないドジッ子かをりたんなのですが、
最近お風呂で携帯をいじっていたところ案の定故障したらしく、
P900iVを新規購入したもののそのハイスペックさを持て余しており、
結局端末にバンドルされた『ファイナルファンタジーI』にハマっているというトホホっぷりを披露しております。

んで、エントリのタイトルやトラックバッカーのコメントからすると、
該当記事の主題は「RPGのキャラのネーミングは迷いがち」ということなんですが、
お前らもっとツッコむところあるだろうが!
かをりたんのパーティは、
キャラクラー(原文ママ)は 戦士、 シーフ(なんか忍者みたいなやつらしい)、白魔術師、黒魔術師。

と、初心者がハマりがちな罠にズッポリと陥っているんですわ。
このパーティ編成は、マニュアルや攻略記事や攻略本で
「バランスのとれたオススメパーティ」
として紹介されているのですが、これは真っ赤な嘘。
シーフと黒魔術師をパーティに入れるのは、百害あって一利なし。つうか自殺行為。
PS版の攻略本を作っていた俺が言うのだから間違いない。
『FFI』におけるシーフとは、表向きには
「体力低めで魔法は使えず、武器も弱めのものしか装備できない代わりに
 『運』の数値が上がりやすく、敵から逃亡できる確率が高い」
という設定になっているのだが、これも大嘘。
シーフ入りでもなしでも逃亡の成功確率は大差なく、
仮に10%程度確率が向上したとしても、
『FFI』はザコ扱いでも100%逃げられない敵が多数登場するので、
シーフを入れるメリットは皆無に等しいのです。
また、黒魔術師は
「あらゆる攻撃呪文を使いこなせる魔法のエキスパート」
なのですが、
『FFI』は魔法よりも戦士やモンク(格闘家)の物理攻撃のほうが圧倒的に強力なゲームなので、
これもあまり役に立ちません。
赤魔術師という、
「戦士とシーフの中間程度の戦闘力と、攻撃・防御用の基礎呪文を使える万能キャラ」
がおりまして、
一般のRPGではこういったキャラクターは
「どの能力も中途半端な器用貧乏」
になりがちのですが、
『FFI』の赤魔術師はかなり強力で、黒魔術師なんかよりずっと戦力になります。
というのも、黒魔術師のみが憶えられる上位呪文に、
「役に立つものがいっこもない」からであります。

つうわけで、「死にやすい役立たず」を2人も抱えるかをりたんのパーティは、
終盤は実質的に戦士の戦闘力だけでどうにかせざるを得ないことになるのです。
では、何故そんなヘッポコパーティが、多くの攻略記事でオススメ扱いなのでしょう。
その理由のひとつに「ゲームの記事はメーカーに気を遣って書かなければならない」ということがあります。
ゲームメーカーというものは、
ゲーム専門誌にとっては大事な広告主様でありますし、
攻略本を刊行する出版社にとっては利益を分け合うビジネスパートナーなのですから、
その機嫌を損なうわけにはいかないのです。
(その意味でゲームマスコミのジャーナリズムは希薄なのだ)
よって、
「シーフと黒魔術師は糞の役にも立たないから使うな!
 無駄にゲームの難易度を上げたいマゾ野郎ならそれもヨシ!」
みたいなことは間違ってもおおっぴらに書けないわけで。
僕はオトナの言葉で婉曲的に書くことにしていますが。
また、もうひとつスゴイ理由が。
「担当ライターがゲームをろくすっぽやらないで書いている」……(´・ω・`)
これにはけっこう微妙な事情がありまして。
というのも、本の形態や規模によってまちまちなのですが、
1冊の本を作るにあたって、ライターが与えられる作業期間は1〜3週間程度なのです。
その期間内で、ライターはゲームをプレイしつつメモやデータをとり、
記事の構成とレイアウトを決めて原稿を書きつつ画面写真の撮影を行い、
さらには刷り上がったゲラの校正までやらなければならず、
以上のプロセスで編集サイドからリテイクが数回も出れば、
睡眠時間はもちろん、ゲームをプレイする時間すらなくなってしまうわけです。
そうなると、いろいろな組み合わせのパーティを試して検証するなんてことは物理的に無理で、
「戦士シーフ白黒」という一見無難っぽいパーティで進めた結果のみが
記事に反映されるのもやむなしというところでして。
だから「こんなパーティも試してみると面白いよ」
みたいなコラムを載せている記事があっても信用してはいけません。
絶対書き手がちゃんとプレイしていない。
俺だってそんなコラムを依頼されたら、20分程度プレイして写真撮って終わりにする。
あくまでも情報の送り手からの読者に対する(無責任気味の)提案として受け止めてください。

と、ここまで書いて気付いたのですが、
俺度全開の攻略法を読者に押しつけ、ユーザーから自由度を奪ってしまうのは、
実は情報の送り手として好ましくないことではあります。
特定の宗教や政治団体の御用新聞じゃあるまいし。
つうわけで、最初はかをりたんに
「今からでも遅くない、戦士・モンク・赤魔術師・白魔術師でやり直せ!」
とか提案したうえで求婚する予定だったのですが、
それはヤメにしておきます。
でもこれだけは言っておこう。

お風呂で携帯をいじるときは、端末をジップロックに入れるといいでつよ。

<参考リンク>
http://www.square-enix.co.jp/games/gba/ff1-2/index_f.html
↑バランスの再調整&新仕様を加味したGBA版。
もしかしたらシーフと黒魔術師のヘタレっぷりも治っているかもしれない。


posted by パパラー斉藤 at 15:24| Comment(8) | TrackBack(1) | テクニコー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
<補足>
>「担当ライターがゲームをろくすっぽやらないで書いている」
の箇所ですが、俺はそんなことしません。
制作期間に対し作業量が膨大すぎる仕事はハナッから請けないし。
Posted by パッパラー斉藤(管理人) at 2004年07月23日 15:45
戦士、モンク、モンク、白魔術師
金がかからずゴリ押しし放題です。
Posted by すしバー at 2004年07月23日 16:01
>寿司婆さん
ご無沙汰です。
貴殿のパーティも悪くないのですが、
誰一人として「ヘイスト」(ドラクエで言えばバイキルト)が使えないので、
ラスボス戦で苦労すると思います。
(「きょじんのこて」乱用でどうにかなるか)
Posted by パッパラー斉藤(管理人) at 2004年07月23日 16:29
GBA版は魔法がMP制になるらしいから黒魔術師が復権できるかもしれませぬ。
つーか、FF1はリメイクされすぎ。
Posted by たんとー at 2004年07月23日 16:38
へぇ〜と感心して 自分は どんなパーティ組んでたっけ?と考えてみましたが・・・・。
思い出せません・・(-_-;)
なにせ ファミコン時代にやったきりだからなぁ。
あの頃は、私も若かったわぁ。( ==)とおいめ
Posted by サファイア at 2004年07月23日 17:07
>担当氏
終盤はサンダラ代替使用無制限アイテムが大量に手に入るので、
黒が魔法の使用回数で優遇されてもあんまし強くなる気はせんのですよ。
せめてクエイク・デジョン・キル・フレアーが、
消費MPに見合った必殺呪文になってくれないと。
あと、追加ダンジョンでエクスカリバーやマサムネより強い武器が手に入るようですんで、
パーティは戦戦赤白か戦戦モ赤がベストかもしれません。
で、FFIのリメイク大杉は激同ですが、
WSC版、PS版、FOMA版(今度auにも対応しますね)がほとんど同じ仕様のローカライズ版であるのに対し、
GBA版はだいぶ仕様が異なるので「買い」だとは思います。

>青玉さん
只今の発言により、貴女の年齢は三十路後半と鑑定されました。
ピピピピピ(スカウター動作音)
Posted by パッパラー斉藤(管理人) at 2004年07月23日 18:50
さ・・・サイヤ人?

15の娘っこが、おりますからなぁ。
いまさら『20代で〜す』とは 口が裂けても・・・。
ところで、パッパラーさんって 以外にお若いのね。( ̄ー ̄)ニヤリッ
Posted by サファイア at 2004年07月23日 19:55
>青玉さん
当方の年齢は島崎和歌子か中澤裕子の年齢を調べれば一発でわかる仕様なのですが、
貴女の娘さんと同世代の女の子と相互リンクしている都合上、
おっさんを演ずるしかないのですよ。
Posted by パッパラー斉藤(管理人) at 2004年07月23日 20:08
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Excerpt: ファイナルファンタジーI『ファイナルファンタジー』(''FINAL FANTASY'' 、''太空戦士''、通称 ファイナルファンタジーI(-ワン)、略称 FFI、FF1)は1987年12月18日にス..
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